奥州街道 門前地酒処 (合資会社)遠藤商店について

日本酒を愛する人の店をめざして----創業明治7年

            

964-0917福島県二本松市本町1-80

 

     

0243-23-0015  fax0243-23-0488
         URL nihonmatsu-endo.net/ 又は 「愚州」で一発検索OK

 

             定休日並びに営業時間

   定休日=火曜日(最終火曜日は営業)  営業時間9.00~19.30(日祭は19.00)

  当店は市内杉田にて世々農を業とし又酒造業を営んでいた本家の酒売りさばき店として明治7年奥州街道二本松神社隣に分家出店。

 爾来、地酒拡販と価値を訴求した商品発掘を通し地域に密着した商いを座右名とし   お酒の愉しみ、お酒のある豊かな食生活を提案し今日に至っております。昭和3年改組。

  特に四季の移ろいにより香味の変わる日本酒ををお楽しみいただく為に、昭和53年からはPB商品蔵出し生原酒--愚州ぐしゅう」を発売し、酒の四季を発信しております。

 ○暮れから3月までの「搾りたて生酒」

  --注1--、

 ○荒さの取れた「夏の生酒」、

 ○暑さの夏をひんやりとした蔵で過ご 

   し て程よく熟成した「秋のひゃおし

 ○さらに完熟させた燗酒むきの

  「寒おろし」等々です。

   

   「注1:お酒造りは、何れの蔵も造り終いが同じため(3~4月)、 製造量

       の少い蔵は造り始めを遅らせ生酒の出る時期が新年になることも。                             

                  昭和3年8月10日法人成(資)遠藤商店

                         店  主 遠藤紀一郎

                                            利酒師 遠藤 智紀

                奥州街道二本松神社隣、大手門跡1分、 JR二本松駅2分。

明治10年頃の当店前(左手前),

奥州街道の様子で道路の中央に掘割が通っていました。藩政時代に安達太良山から引いた水路で二本松では「ご用水」と呼んでおり、お城の水利のみならず、地域の田畑、城下の防火用水等、その恩恵は現在まで脈々と続いております。

   (この掘割は明治17年に埋め戻され水路は向かって左側=当店前=に移される)

 

当店初代は町制施行前に鉄道二本松駅誘引に深く係わり当時の戸長より明治20年9月19日に駅から奥州街道まで(今の駅前通り)の道路開修を依属されました(雄三郎本人も後に町長に)。

          二本松駅は同年12月15日に開業を迎えました。

                

               二本松と幸田露伴

明治20年(1887年)といいますと若き日の幸田露伴が北海道から東京への帰途、露伴という名前の由来となった難儀の旅をしながら二本松を通ったのが9月28日でした。祭り太鼓の音が聞えたと記しています。二本松の祭り太鼓といえば、奥州街道沿い総鎮守二本松神社例大祭の提灯祭りの「祭囃子」でないかと思われます。1664年に始まった祭りも今年で353年目となります。現在の祭典は新暦で10月の4.5.6に盛大に行われております。露伴は当店前を通り、開業を前にした鉄道の駅前道路開作工事を左手に見ながら一路奥州道を南下し、すでに開業していた郡山駅から東京へ帰りました。 注=明治20年9月28日は旧暦では8月12日です。祭りは8/15でした。

 

 露伴は難儀の旅をこのように詠んでます ----里遠し いざ露と寝ん 草 枕----

                       さととおし いざつゆとねん  くさまくら

 現在市内の亀谷(かめがい)町内会が『亀谷まちづくり委員会』を立ち上げ、露伴の通った亀谷坂にお休み処「露伴亭」を設けております-------ぜひお立ち寄りください。

また幸田露伴の江戸邸宅は現在愛知県の犬山市明治村に移設、保存されております。